2017-10-18

alphabets × alphabets on sale



フリュウギャラリーさんで開催された「絵本の絵展II」の
会場にて販売していた絵本「Alphabets × Alphabets」、
再販することとなりました。

京都の雑貨店・Sutekkiさんのオンラインショップにて、
10月15日より先行発売中です!


「Alphabets × Alphabets」  秋永 悠 作
 フルカラー / 54ページ / 1800円(税込)

2017-10-17

days of kyoto, kobe & osaka





京都・ 神戸(+ ちょこっと大阪) 滞在記


今年の夏は展示の制作や仕事が重なって、どこにも出かけられなかったので、展示も仕事も落ち着いたところで、お世話になっている京都のSutekkiさんへ絵本の納品も兼ねて、ひとり旅を満喫してきました。

おいしそうなお弁当を買い込んで、いざ新幹線で出発。

ひさしぶりの新幹線は、外側で見ていると恐ろしく早いけれど、乗ってみると意外と、外の景色がゆっくりと見れる。
田んぼや山々の中に、小さな家がポツリポツリ。
遠くで煙を吐く工場。河原で自転車を走らせる少年たち。
家から遠く、遠くへ行くほどに、気持ちは軽やかになっていく。

京都に着いてまず最初に向かったのは、上桂にある「魔法使いの部屋」がテーマの雑貨店・Sutekkiさん。



Sutekkiさんは数年前、音楽活動をしていた頃に、Violet & Claireのスミレさんにご紹介いただき初めて訪れたのですが、緑色の店内に、空飛ぶ魔女の人形たち、長くつ下のピッピに出てくるような、小さな引き出しがいっぱいの棚、鉱石やブローチ、アンティークの絵本や雑貨が所せましと並んでいて、そのどれもが可愛らしく、中にはちょっと奇妙で可笑しなものも混じっていたり… 一目でお店に恋してしまいました。

絵本「Alphabets × Alphabets」を納品させていただき、店主の吉野さんと、北大路にあるフレンチビストロで晩ごはんをご一緒させていただきました。



細長ーいバゲットに、びっくり。

リエットがすごく美味しくて、このバゲットもペロリと平らげてしまいました。付け合わせのじゃがいもグラタンも、1人前のグラタンくらいの量があって、ちょこっと少量のメニューが多いこのご時世、その豪快さに惚れました。

たくさん食べ、たくさん語らった夜。
吉野さん、楽しい時間を、ありがとうございました!



2日目は、いとこ夫妻を訪ねて神戸へ。
神戸へ向かう途中、fragolaさんのクッキーブローチ目当てで、阪急うめだの英国フェアへ立ち寄りました。

蚤の市に見立てた会場にずらりと並ぶ、アンティーク品や英国テイストの品々。ドールハウスのミニチュア小物や、精巧な仕掛けのシルバーチャームの類は、何時間見ていても飽きることがない。



fragolaさんのブローチはどれも素敵で、迷いに迷って白い電話モチーフを購入しました。ダイヤルの数字まで緻密に描かれている、芸の細かさに感激…!
同じような白電話、2、3年前まで自宅で現役で活躍していました。


それから再び阪急に乗りこみ、神戸・三宮へ。

名所巡りやお寺巡りなどにはめっぽう興味がなく、旅先での楽しみといえば、目的もなく街をさまようこと。そしてふらりと立ち寄った喫茶店で、おいしいコーヒーを飲みながら、人間観察することなのです。






そんなわけなので、神戸の老舗「にしむら珈琲店」に立ち寄る。
蝶ネクタイでシャキシャキ動き回るウェイターさんたちは、見ていて心地がよい。ゴルフ帰りっぽい中年男性4人の、たわいもない世間話に耳を傾けながら、美味しいコーヒーが飲めるしあわせ。

言葉の端々に、いろんな人、それそれの人生がにじむ。


日も暮れはじめたので、異人館の方へ行ってみる。
神戸よりもはるか遠くに来たみたいで、人影もまばらで、夕暮れ時の景色と相まって、なんだか無性に寂しくなってくる。

坂道を転がるように駆け下りて、いとこ夫妻に会いに行った。

気心の知れた二人に会って、ふっと安堵感に包まれる。美味しいディナーをごちそうになって、またまた、たくさん食べて、たくさん話す。

Nおにいちゃん、まりこさん、ありがとう!




京都に戻って、3日目、最終日。
お気に入りのイノダコーヒ本店で、遅い朝食。

ハリウッドセレブのゴシップや女優の整形について熱く語る主婦たちを背に、フルーツサンドをもぐもぐ食べる。味覚と聴覚が入り混じって、何だかよくわからない味になった。



それからレンタルサイクルを借りて、鴨川沿いをサイクリング。

白とグレーの鷺(サギ)が、川辺でデートをしていた。そしてベンチでコーヒーを飲んで休んでいると、ハトが懐いて足にジャレてきた。
近ごろの鳥類は、気がゆるんでいるのだ。つい最近も、カラスとハトとスズメが喧嘩もせずに、仲良くいっしょに食べ物をつついているのを目撃したし、少し前には、ポケーッと歩いている野鳥を自転車で轢きそうになったし。

少し足を伸ばして、ひさしぶり、恵文社一乗寺店まで行ってみる。






花松あゆみさんのゴム版画のイラストが満載の「月のこよみ」を見つけて購入。

そして帰りぎわに、不幸が訪れる。雨が降り出したのだった…!
強行突破で自転車をこぎ出すけれど、この日に限って、いきなりの冷え込みで冬のような寒さ。途中、凍えそうになってコーヒーを飲んで雨宿りする。

やっと小雨になったので、また自転車をこぎだして、脇道に外れながら、遠回りしながら、のんびり四条河原町へと戻った。



こういうものに出会えるのも、行き当たりばったりの旅ならでは。

しかし、道中ずっと、コーヒーばかり飲んでいる旅でした。






2017-10-02

S&H + AiLe






【おしごとのおしらせ】

10月2日に世田谷区にオープンした、犬猫グッズのセレクトショップ
「S&H + AiLe」(エス アンド エイチ プラス エル)の、
ロゴとキャラクターのイラストを担当させていただきました。

今回、お店の内装&外装を手がけられたのは、insenseの斉藤克雄さん。
イラストをお店の看板に使っていただくのは初めてのことで、どういう仕上がりになるのか、正直あまり具体的に想像できなかったのですが…
さすがは職人さん。原画の雰囲気そのままに、すばらしく仕上げていただきました。








看板のロゴの抜き文字も、手描き感を大切に
震える線まで細やかに再現してくださっていることに、感動。

この文字が、夜になると裏側からライトアップされて光ります。





こんな感じです。

自分が描いた文字が光るの、うれしい!
昔、渋谷のブティックSisterのロゴを描いたとき、
ネオン管になっているロゴを見て、興奮したことを思い出しました。

Sisterのネオン管はこちらで見れます





こちらはショップカードで、
今回描いたキャラクターは、犬の女の子と、猫の男の子。
パールのネックレスを付けたワンちゃんは、お転婆なお嬢さまで、
赤いスカーフの猫くんは、半野良の自由人(自由猫?)。
生まれも育ちも違う2匹だけど、とっても仲良しなのです。

掲載写真には写っていませんが、看板には猫くんもいます。
お店は成城学園前と祖師ヶ谷大蔵の、中間あたりに位置するので、
成城学園前から来る方にはワンちゃんが、
祖師ヶ谷大蔵から来る方には、猫くんがお出迎えしてくれます。







店内には海外メーカーのリードや首輪、服、フードなどが並んでいます。
フードはパッケージがかわいいので、お菓子と間違えて食べてしまいそう…

動物を飼っていなくても、お友だちのワンちゃん猫ちゃんに
こんなかわいいお土産を持って行ったら、よろこばれるかもしれません。
まさに、ワンちゃん猫ちゃんのための、すてきなギフトショップのようなお店です。

ぜひ一度、足を運んでみてください!



S&H+AiLe 
エス アンド エイチ プラス エル

世田谷区砧8-21-7-102 Google Map
Open 10:30 - 18:30
Tel: 03-6411-1494
(ウェブサイトは現在準備中です)


2017-09-19

thank you!



千駄木フリュウギャラリーでのグループ展「絵本の絵展II」、
13日で無事終了しました。

観に来てくださったみなさま、
フリュウギャラリーの太田さんとスタッフさん、
ご一緒させていただいた作家のみなさま、
本当にありがとうございました!



























今回のように、同じ大きさのたくさんの絵をきっちり並べて
展示するのは初めてだったので、うまくいくかどうか心配で、
搬入日の前日は眠りが浅かったのですが…
手際の良いフリュウギャラリーのスタッフさんのおかげで、
とてもいい具合に展示することができました。



























左上Rの絵は、ビートルズ大好きな3匹のウサギが始めたバンド「The Rabbits」。
外見はフワフワですが、尖ったロックンロールを奏でます。
Wはやっぱり、魔女。時計収集家の魔女です。
近づいてくるとチクタク音が聞こえるので、
みんなから「チクタク魔女さん」と呼ばれています。

今回このアルファベット絵本「Alphabets × Alphabets」を制作する中で、別の新しい絵本のアイデアが生まれたり、
イグアナやハゲタカ、クジャクなどの今まで描いたことのないモチーフに出会えたり、さらには英語の勉強になったりと、
自分自身すごくたくさんの収穫がありました。



























ノートにも、たくさんのメッセージをいただきました。大切な宝物です。
展示をするたびにいつも、自分はたくさんの人に支えられて、
絵が描けているのだなあと実感します。
描くときはいつもひとりだけど、本当にひとりでは描けない。





















フリュウギャラリーさんはとても居心地の良い空間で、
ゆったりとリラックスして絵を観ていただけるので、
千駄木を散歩中にふらりと立ち寄ってみた、という方もちらほら。
絵本専門で製本をしているという製本所の方が
偶然立ち寄ってくださって、興味深いお話を伺えたり。


千駄木はわたしの父の故郷でもあるので、
小さな頃の思い出のつまったこの場所で、
展示をさせていただけたことが心からうれしく、
ありがとうの気持ちでいっぱいです。

来年4月の個展はイラストレーションを中心に、
また違ったおもしろいテーマで展示をする予定です。
ぜひ、お楽しみに!


2017-09-11

alphabets x alphabets




千駄木・フリュウギャラリーでのグループ展
「絵本の絵 展 II」、8日からはじまりました!

初日からたくさんの方に観にきていただけて、
たくさんの刺激とエネルギーをいただいています。


今回は「Alphabets × Alphabets」というタイトルで、
頭文字の同じ英単語を組み合わせて、
そこから生まれるお気に入りのイメージを描き出して、
正方形の小さな絵本をつくりました。

ButterとBoxer、iguanaとicecreamなど、
日常ではなかなかくっつかない言葉と言葉が合わさったとき、
見たことのないイメージが、脳裏に花火のようにパーンとあらわれます。
AからZの中でお気に入りの1枚を教えてくれる方が多かったのですが、
みんなバラバラで、ひとりも被ってないのがおもしろかったです。
ひとってやっぱりみんな、自分だけのお気に入りがあるんだね。




展示スペースで絵本をほんの少部数、販売していたのですが
すぐに売り切れてしまったので、観にきてくださった方の中で
欲しかったのになかったよーという方がもしいらしたら、ごめんなさい。
増刷を検討中なので、また販売するときは
このブログやSNSでおしらせさせていただきます。


今回ご一緒させていただいている作家さんも、
みなさんそれぞれ違った作風ですてきな作品を展示されているので、
残りあと2日ですが、ぜひお越しいただけたらうれしいです!

展示の詳細はこちら
http://www.flewgallery.jp/exhibition/ehonnoe02/


2017-09-08

group exhibition at flew gallery




「絵本の絵展・II」

2017.09.08 Fri - 09.13 Wed


at フリュウギャラリー(東京・千駄木)

12:00〜19:00(最終日15:00まで) 
参加作家: 上村 エリ  たけだ ゆきえ  長光 雅世  林ちよ  秋永 悠






展示のおしらせです。

今年の秋、千駄木のフリュウギャラリーさんで開催される、
絵本をテーマにしたグループ展に参加します。

「ABCの本(仮題)」
AからZのアルファベットを用いた、言葉あそびの絵本を制作しました。
同じ頭文字の単語を組み合わせて、新しい状景を生み出します。
絵本と、原画を約28点ほど展示する予定です。

フリュウギャラリーさんは、内装に古材が使われていたり、
アンティークな質感の、とても味わいのある空間です。
周辺にはすてきなお散歩スポットも、たくさんあります。


ぜひ、お立ち寄りください。





2017-06-22

illustrators tsushin





イラストレーターの森流一郎さん主催の、
プロフェッショナル・イラストレーター集団
「イラストレーターズ通信」の会員になりました。

イラストレーターズ通信 秋永 悠のページ



これから、たくさんの方と関わらせていただきながら、
いろいろなお仕事に挑戦して、世界を広げていけたら、
と思っています。
これからもどうぞ、よろしくです!


写真は、作業机のそばの、祭壇のような場所です。
姉からもらった(半ば奪い取った)、
小さなバレリーナが鏡の前で踊っている小さな箱は、宝物です。


2017-06-19

another window in my room





自宅から海が近いけれど、たまにしか行きません。
ひとりで行く海は、いつでもちょっと切ないからです。
犬を飼っていれば、もっと行くかもしれないけれど。

部屋の中のいちばん大きな壁に、
いつも絵を1枚だけ飾っています。
わたしの部屋の、もうひとつの窓です。

あしたは散歩に出かけようかな。

2017-06-12

drummer boy





「タイコたたきの少年」

真夜中に、ひさしぶりの切り絵。
思いがけない形や、色の組み合わせが
生まれるのが、たのしい。


あと、ちょっとしたおしらせです。
名前をしばらくカタカナにしていましたが、
漢字の「秋永 悠」に戻しました。

カタカナは覚えにくいとのご指摘があったのと、
自分でもけっこう気に入っている名前だったので、
戻ることにしました。

ちょっとばかし古びてても、
やっぱり着心地のよいセーターがいいね。


2017-05-26

memories of circus




「サーカスおぼえがき」


先日、サーカスを観てきました。

サーカスに行くのはおよそ10年ぶりで、
朝からワクワクする気持ちを胸に、電車に乗って海辺の広場まで。
遠くの赤いテントが目に入ってくると、ちょっと小走りになる。

テントの中は、外の晴天とは対照的に真っ暗で、
緊張感と期待でいっぱいの、生暖かい空気に包まれている。
舞台はもちろん、裏舞台を垣間見たいのもあって、
バックステージへの通用口のすぐそばに、席をとる。

最初に登場したのは、天井からつるされた紐にぶら下がって、
アクロバットを繰り広げる小柄な女性たち。
首がもげてしまうよ!と、舞台上にあがって止めに入りたいくらい、
ものすごいスピードで回転する。
それから次々と、目を疑うような、ものすごい芸が繰り広げられる。
3台のバイクが同時に大きな球体の中を爆走したり、
椅子を10個くらい積み重ねたてっぺんで逆立ちしたり、
回転する大きな2つの輪の中で、飛んだり跳ねたり縄とびしたり…

同じ人類として、鉄棒の逆上がりさえできないわたしは、
人間という生きものの幅の広さに、ただただ愕然とした。
あと50年後くらいにはほんとうに、
空を飛ぶ人間があらわれるかもしれない。

ゾウやトラやライオン、シマウマなどの動物も登場したけれど、
彼らを見ていると複雑な気持ちになって、
人間のショーほど楽しめなかった。
シマウマなんかは弱肉強食の自然界にいるよりは、
サーカスの方が断然安全だけれど、
やっぱりライオンには気高くあってほしいと思うので、
芸をしている姿はなんだか見ていて居心地が悪く、胸がくるしくなった。

大人になって観るサーカスは、ただ楽しいだけじゃなくて、
人間や生き物の性(さが)についても、考えさせられる場所でした。


2017-05-15

website renewal!




ウェブサイト、リニューアルしました!

http://www.yu-akinaga.com


ここ1、2年で描きためたものを中心に、
未発表の作品も載せています。

ぜひゆっくりと、楽しんでもらえたらうれしいです。


2017-05-10

blog renewal!







ブログをリニューアルしました。



おしらせやイラスト、日々のことなどなど、
これからいろいろ載せていくので、
ぜひのぞいてみてください。